勉強をやる理由を聞かれると、多くの先生は何と答えるのか気になります。
さすがに「テストのために…」なんて言う人はいないと思うけれど、「将来のために…」というようなニュアンスで話をする人は多いんじゃないかなぁと思います。
「勉強は強いるものだ」という答えを聞いたこともあります。
僕は単純に「楽しいから」
有用性とか関係ないと思っちゃいます。
「知りたいな、気になるな、やってて楽しいな」
そんな気持ちが湧けば、ちょっとは動こうとするんです。
今日は社会の授業で自動車工業について学習しました。
以前の僕は、教科書読ませたり、大切な言葉を黒板に書いたりと、なんか一つめあてを立てて教科書を使って僕が話して説明する授業をしていました。
そうすると何が起こるかというと、楽しく学ぶ子が少ないんです。
授業の合間合間に冗談言ったり、子どもに何かふったりして楽しませることはやってましたが、学習として楽しく学ぶ子が少ない。
こちらが一生懸命なほどそうなってしまうのはとっても悲しいですが、これが現実です。
この歳でそういう講義形式の教え込み授業を受けると即眠ってしまいます。
それだけ、「聞くだけ」というのは楽しくないし、さらに効果も無い。
だから最近は、しょっぱなの1時間を全力投球してます。単元の最初に、子どもたちからいかに知りたいことを引き出すか。
それが沢山出せると、あとは勝手に調べてくれます。
今日も教科書や資料集を使ってめちゃくちゃ真剣に調べていました。
「知りたい!」があると動くんですよね。
さらに友達との交流で教え合うことをさせると友達同士で説明してくれます。インプットからアウトプットになるので、より頭に残ります。
僕が教え込むことは無くなりました。
教え込むことが嫌いな人は、単元の1時間目、全力投球で知りたいことを引き出してみてください。
後は子どもたちが勝手に学んでくれますよ〜\(^o^)/
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