「うちの子、ちっとも家で勉強しません。」
「勉強できるように、もっと宿題を出してください。」
教員2年目…あるお母さんから言われました。
「先生、宿題の量が少ないんです。もっと宿題を多くしてれれば勉強するのに…」
果たしてそうなのか。
なぜ子どもは家で勉強をしないんだろう。
理由の一つに、勉強よりも楽しいものが身近にあるからだと考えてます。
漫画、ゲーム、スマートフォン、タブレット…
そりゃさ、こんなに楽しいものがあったらやっちゃうでしょ。
小学生になってから学びへの気持ちを高めるのは難しい。
人間は幼い頃から探究心にあふれているんだ。
でもその探究心をことごとく打ち砕かれるから、知らない間に探究心に火が灯らなくなっちゃう。
そして手軽に楽しいと思えるものへと突き進む。
幼い頃からの声掛けは今回と別の問題として、じゃあ小学生になったら手遅れかっていうと、そうでもない。
子どもが勉強を楽しいと思えればいいいんだから、あの手この手を使ってみればいい。
「勉強やりなさいよ!」
って言われても楽しくないけれど、
「お父さんと一緒に、計算問題の競争だよ!」
って言われたらちょっと楽しくない?
何なら、親が夢中で勉強やっていたら、子どもも何か変わるかもしれないよ。
「勉強やりなさい」
って言って何も変わらなかったら、自分が掛ける言葉や関わり方を変えてみればいいんだよ。
相手はそんな簡単に変えられないよ。
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