表面だけで判断しちゃいけないんだ

今年担任している子で、あまり学習に対して意欲がない子がいます。

もちろん毎年学習意欲が低い子はいるんだけれど、今年度の子、1学期は本当に気持ちが向かず、いつも他ごとばかりしていました。

先日も国語の時間にボーッと窓から外を眺めていて、学習に取り組みませんでした。声をかけても眠そうなまぶたがとろんとした表情…。

うーん…と思っていたんですが、「やりたくない理由があれば教えてほしいんだ」と僕の気持ちを伝えました。

すると思いもよらぬ答えが返ってきたんです。

「さっき返ってきた漢字のテストが90点だったから悔しくてやる気が出ない」

そして

ポロポロと涙をこぼし始めたのです。

1学期、ボーッとしていた子でしたが、2学期からは少しずつ自分がやれることをやっている姿を見かけていました。

その一つが漢字の学習です。

漢字テストに向けてこつこつと努力していたけれど100点を取れなかったことに対して悔しい気持ちを抱いていたんですね。

学習に対して無関心ではなくて、必死に自分を変えようと奮闘しているんだなってことを強く感じました。

僕ら教師は今や子どもに「教える」人ではなく、子どもと共に「伴走する」人であることが大切と思っています。

その子は、教育課程上やる内容に興味が持てなくても、少しずつ少しずつ、自分がやれることを増やそうと努力しています。

その子が少しでも「力がついた!」と感じられるように僕はその子に合わせて、3月まで伴走していこうと思います。

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