先日、同僚と話している中で初任校でお世話になった先輩のことを思い出しました。
素敵な先輩から教わったことはたくさんあります。その中でも印象的なのは部活でのお話。
当時ソフト部の顧問をしていた僕は、夏の試合で大きなミスをしてしまったんです。
それはメンバー表への背番号の記入ミス。
野球未経験だったので、背番号ミスがアウトになるって知りませんでした。
試合終盤の大切な場面。僕の背番号記入ミスのせいで、貴重なランナーがアウトにされました。相手チームの監督は気付いていて、ここぞって時に指摘しようと思ってたみたいでした。
子ども達はアウトにされた理由がわからず「えっ!?」
僕も何故アウトなのか分からずに審判に説明されて初めて知りフリーズ…
ここで自分が「ごめん…」と弱気になったらチームがげんなりするかな……などと思ってしまい謝罪の一言が出ませんでした。
先輩はその点をしっかりと問題視して、試合後僕指導してくださいました。
「ひろし君、あそこはきちんと謝って、そしてまた盛り上げていかなかんな。」
弱気になったら…大切な場面でやらかした…
そんな変なプライドが素直に僕に「ごめん!」の一言を言わせなかったんだろうなと思います。
今振り返っても、忘れることのできない恥ずかしい話です。
きっちり謝って、子ども達から何を感じたり思ったりしたか、しつもんすればよかった。
まだ若造ですが、当時の僕はまだまだまだまだ若造たったんですね。
それからというもの、子どもたちには丁寧に謝るようにしています。
細かいことでもきっちりと。子ども達への指導のためには子ども達との関係性ってとても大切ですもん。
謝れなかったなぁ…というエピソードをお持ちのかたは、ぜひこれからを変えてみてくださいね。
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