明日は前期の通知表を配付する日です。
「通知表を見せたら家の人に怒られる…」なんて言っている子がいました。
怒るとしたらその理由がよくわからないなぁと思いましたが、まぁ子どもたちにとって、家の方から何か言われる材料の一つにはなりますよね。
さて。この通知表。もっというと評価。これが僕は教師としての自分を成長させるツールの一つだと思っています。
毎回授業をするときに、どの教科でも大概評価をとっています。一日に6教科あるときは中々ヘビーですが、何かしらの観点をもって(それが専門家から言わせたらあっているか間違っているかは分からないけれど…)子ども達を評価することに意味があるんです。
なぜならば、その評価が高い子が多ければ自分の方法がよかったのかな…とか。
評価が低い子が多いと、やり方がまずかったのかな…とか。
自分の指導にフィードバックすることができるからです。
大学でも学ぶことですが、現場に出ると案外忘れがちです。そしてこれを忘れると自分を成長させることができません。
より良いやり方を考えようとしなくなってしまうから。
子ども達を評価することが、自分のやり方を評価することになるって考えるのが大事なんですよね。
これ、汎用性を高くすると、「100%自分に責任があるとしたら何ができたか。」です。
これを考えることが自分を成長させるためのコツです。
これなら授業に限らないですもんね。
何か人との関わりで、うまくいかなかったなぁということがあったとき。全てを相手のせいにしてしまえば、それほど楽なことはありません。
だって「相手が悪い」で終わりですもん。それ以上考えることがないです。
でもここで、上記のように考えていたら…「自分には何ができただろう」という思考ができますよね。
子どもたちとの関わりでも同じです。このコツがとっても大事だと思っています。
うまくいかなかったときに、怒鳴り散らす先生をたまに見かけますが、それは思考の停止状態。
そこで考えて次に活かそうとすると自分の成長につながります。
学校での子どもとの関わりでも同じだし、子育てでも同じだし、大人同士の関わりでも同じです。
ぜひ、何かあったときには「100%自分に責任があるとしたら、どんなことができただろうか。」と考えることをやってみてください。
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