先日、ハイパーQUという、学級経営が良好かどうかのアンケートを行いました。
アンケートの中には、自己肯定感が高いか低いかが何となくわかるものもあります。
自己肯定感が低いのかなぁと思われる答えを出していた子と昨日、話をしました。
その子は自分のことが好きじゃないと言ってました。
皆さんならどんな言葉掛けをしますか?
励ましますか?
そんなことないよって言いますか?
その子のいいところを挙げますか?
僕ができることは、ひたすら話を聞くことでした。
どんなところが嫌いなのかを語ってもらいました。
ふむふむ、なるほどねと。
思春期ですから、心のもやもやや、他者を意識することなど、そりゃありますよね。
僕がその子のためにできることって話を聞くことぐらいで、後は無理やり方向を変えることなんてできないんです。
自分に自身がもてる方向に自分の力で向けるようになるまで、僕は見守るぐらいしかできません。
でもそれでいいと思ってます。
そういう気持ちを味わうことも経験。
クラスのアンケート結果としては悪い形につくと思うけれど、別に気にしてません。
いじめられていたら話は違いますが、内面的な問題ですもん。
ただ一つ声掛けしたことは、どんなあなたでも大好きだよということでした。
自分のことが嫌いなあなたも、先生は大好きだよ
子どもたちって一人一人が持ち味があって、素敵な存在なんです。
巡り合わせで出会えたクラスの子たち、みんな好き。
担任ができることって、まずは無条件にその子を愛することじゃないかな。
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