おはようございます!昨日のの科学クラブで子どもたちよりブーメラン作りを楽しんでいましたkoyupapaです(^o^)
今日は、子どもたちに授業を楽しんでもらうために、何が一番大切なんだろうかと考えてみました。
さて、何が1番大切何でしょう。
教材でしょうか。
話し方でしょうか。
単元構成でしょうか。
僕は一番大切なのは子どもと教師の関係性だと思ってます。
前任校で実はこんな経験をしたことがあります。
それはちょうど10月頃。6年生の担任で理科を研究していました。
地層の学習。自作の実験器具で地層のでき方が分かりやすくなるものを用意したんです。
多くの先生から、「これはいいねー!」「100均のものだから安く作れるね。」などと褒めていただきました。
クラスの子たちも楽しそうにやっていました。しかし、数名の女の子たちは、とってもつまらなさそうにしていました。
その子たちは僕と関係性が悪かった子たちでした。
上手く関係を築けていない子たちには、どれだけ頑張って作った教材も、退屈な授業の一部だったんです。
当時の僕は授業を頑張れば何とかなると思っていましたが、何ともなりませんでした。
どれだけ授業づくりを頑張っても、根っこである関係性が出来上がってないと、子どもにとって楽しい授業にはならないんです。
科学的にも実は理由があって、インプットされた情報は、まずは好き、嫌いで分類されてるんです。
好きな情報に対してはA10神経群というところが活発に働きます。簡単に言うと脳がしっかり働くということ。
だから、嫌いな人から教わった時って、嫌いな人の話だから「嫌い」となってしまうと、どんな手立てをうっても太刀打ちできないんですよね。情報インプットの時点でマイナスのラベル付けされてますからね。
一方、今年のクラスで関係性が良かったから伝わったことがあります。
先週、流れる水の働きという単元で川の学習をしたときでした。
学習のまとめとして、グーグルマップで地域の川を上流まで辿っていったんです。
曲がっている川のところではカーブの内側に土や砂が溜まると学習したことが、ちゃんと地域の川でもその通りになってるんです。
もう感動しかなくて。僕の中では(笑)
よく感動が伝わってない子もいましたが、不思議とその感動が伝わるんです。
これ、脳の同期発火という現象。
関係性が良いとこんなことまで起こってしまうという摩訶不思議。
となると、やっぱり一番大切なのは関係性を築くことかなと。
一番大切で、一番基本的なことだと思うけれど、根っこがしっかりしていない学級もちょいちょいあります。
どれだけ経験を積んでも、これは一生大切にしていきたいな。
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