教育は焦ったらおしまい

理科でインゲンマメの種子を発芽させました。

発芽には条件があります。

  

  

   

水、空気、発芽に適した温度

この三つがそろわないと発芽しません。

そして三つがそろっていても、一斉に発芽するわけではありません。

他より早く芽が出るものもあれば、やたらと遅いものもあります。

 

種子の種類によっては、適性温度も違います。

発芽するための温度が15度のものもあれば、30度のものもあります。

  

  

子ども達の成長もそんな感じです。

関わり方は同じでも成長が早い子もいれば遅い子もいます。

成長するために関わり方を変えなきゃいけないときもあります。

 

 

それって中々簡単なことじゃない。

 

でも簡単にできることもある。

簡単にできることだけど、多くの人がやれてない。

それは焦らないこと。

焦ってしまうと子ども達の成長に気付けません。

子どもたちの中には本当に本当に小さい階段を昇っている子もいます。

目に見えて成長してる子は一段が大きいです。でも、みんながそういうわけじゃないんです。

 

 

焦ってしまうと、目に見えない程の小さな段を昇った子ども達に気付けません。

穏やかでいると気付けます。

 

僕のクラスには、連絡帳に書いてある便りを見せ忘れる子がいました。

今は、朝に自分でチェックしています。

「5年生だから当たり前」と言ってしまえばおしまいですが、その子にとっては大きな一段。

今日は一緒に喜びました(´▽`)

  

教育は焦ったらおしまいです。

 

 

自分が受け持つ一年で、全て伸ばそうと思うのではなくて、少しずつ教員みんなで伸ばそうっていう気持ちを共有したいな〜\(^o^)/

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