今日は卒業式でした。
新型コロナの影響で一時は中止かと思われましたが、卒業式は行うと変更になり、無事卒業式が行われました。
暖かい春の陽気になったこの日は、子どもたちにとって忘れられない一日になったと思います。
卒業式は学校によって形は様々です。
前任校では卒業証書をもらい、台に上がり夢を言う、という流れでした。
すごく素敵な瞬間ですが、困るのはタイトルにもあるように
「夢なんてない」
と言われたときでした。
卒業式の流れとして証書を受け取った後で夢を言うのは変わりません。
初めての6年生を受け持った4年目の僕は正直困りました。
結局、何とか考えてもらい、無理無理決めさせてしまったことを覚えています。
今だったら
「『夢はまだありません!』と発言すればいいんじゃない?」と言うでしょう。
皆さんだったらどうしますか?
卒業式の場面に限らずなんですが、「夢や目標が無い」というのは何故だか良くないように思われることが多いように感じます。
夢や目標はないとダメなんでしょうか。
「夢や目標をもとう!!」
という人は、そもそもなぜ「もとう!」と考えているんでしょう。
極論を言うと、僕は子どもたちが「今」を幸せに生きていてほしいんです。
子どもたちが幸せに生きるために夢や目標をもっていた方がいいと、その子ども自身が思えば夢や目標をもてばいいし、
夢や目標をもたなくても幸せに生きられると、そう思えばもつ必要はないんじゃないかな。
そうじゃないと、夢が中々もてない子は苦しい。
もしかしたら「夢や目標がない自分はダメな奴だ…」と思ってしまうかもしれなません。
その子がやりたいことをやって、「今」を幸せに生きていられているかどうか。
大切にしたいのはそこだな~。
大人だって一緒だよ。
夢や目標というくくりじゃなくて、
今自分がやりたいことに取り組めているかどうか。
一生懸命取り組んでいるうちに、もしかしたらその先に「夢だ!」と思えるものがあるかもしれません。
愛されパパになるための魔法の質問
あなたが今、一番取り組みたいことは何ですか?
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