2月の末に、勤務する学区の有名なお祭りについて授業を行いました。学区に住む区政協力委員の方が大変詳しい方で、快く引き受けてくださいました。
打ち合わせのときに、その方が学区や学校についての想いを話していました。
「僕ら年寄りのできることはわずかだけれども、自分の学区に住む子どもたちのために何かできるなら喜んでお力をお貸ししますよ。」
「地域に住む子どもたちを育てるのは、親だけじゃなく、先生だけじゃない。家庭と地域と学校が協力して地域に住む子どもを育てると私は考えていますよ。」
地域の方が学区に住む子どもたちに対してこんなにも親身になって考えてくださっていたことに、僕は胸が熱くなりました。
お年寄りの方の多くは、子どもが大好きな人が多いです。それは自分の子を連れて公園に行くときに強く感じます。
自分の孫でもない子どもたちを優しそうな目で見つめるお年寄りの方々。
我が子が近寄れば「可愛いね~」とニコニコしながら声を掛けてくださります。
昨日、とても天気が良かったので家族で公園にでかけたときも声をお年寄りの方に声を掛けていただきました。
子どもたちも声を掛けてもらって大変嬉しそうでした。
お年寄りの方に子ども好きな方が多いのと同じように、子どもたちの多くはお年寄りの方に安心しするみたいです。
おじいちゃん、おばあちゃんって何故か無条件に子どもたちに好かれませんか?
我が家の子どもたちは、おじいちゃんおばあちゃんに飛びついていきます。
地域に住むお年寄りの方は、地域の子どもたちを大切に想い、地域の子どもたちのために何かしてあげたいと考えている人が多い。
これまでの経験から、このことは大概当てはまると考えています。
でも悲しいことに、現代では地域に住むお年寄りの方が子どもたちに関わると、あまりよろしくない反応があります。
例えば、
「知らない人から公園で声を掛けられた。」
「挨拶されたけど、知らない人だから返さなかった。」
「関わりない人なのに、叱られた。」
そうすると、「どんな人だ」とか「怪しい人じゃなかったのか」とか、
そういう考えに流れていく今の風潮。
これだと地域の方はおちおち学区の子どもたちに声など掛けられません。
じゃあどうすればいいのか。
僕は知り合いになればいいと思いました。
地域の方に、学校で授業をしてもらえる機会を作るのもそれが理由。
最近では近所の公園に出かけるとき、道ですれ違うお年寄りや公園で出会うお年寄りの方に積極的に挨拶してます。(まずはお年寄りから攻める(笑))
それがコツコツ積み重なれば。そういう雰囲気が地域で当たり前になれば。
「あの子は〇〇さんの子だね。」
という繋がりが深まっていくんじゃないかな。
来年度は町内会の組長ということで、学区との関わりが増えていきます。
2月頭に組長会がありましたが、そこでの役員さんは当たり前かもしれないけれどお年寄りの方が多いんです。
自分が住む地域との繋がりを深めるためにできることは、地域の若い人とお年寄りが仲良しになることだろうなと考えています。
そしてまずはそれを自分から!ヽ(´▽`)/
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