自分は何を優先したいのか
教員12年目がもうそろそろ終わろうとしています。
僕は小学校の教員だけれど、中・高の理科の免許ももっています。
一応専門は理科なんです。
そもそも理科を好きになったのは、小学校4年生のときのテストの答えを先生に褒めてもらったからです。とても単純。
大学で専攻を決める時も理科か数学で迷ったけれど、やっぱり理科が好きだから理科にしました。
教員になってからも理科が好きで、初任者の頃、教務の先生に上手いこと理科研究会に加入させられました。
「これは入った方がいいやつだよー。お金くれたらあとは全部やっておくから!」
という一言で、
「あっ、何て親切な上司なんだろう!」
と思いありがたく加入しました。
理科の楽しさを子どもたちに伝えたいという一心で、独身の頃は教材研究にハマりました。
「理科って楽しい」
これを伝えることができたら、というのが僕が一番大切にしたかったこと。むしろこれだけでいいと思っています。
深夜の理科室(マジで怖い)に篭ることも多々ありました。
独身の頃はそれだけ仕事をすることで僕は満たされていました。
でも結婚して、子どもが生まれてから大きく変わったんです。
仕事を優先させることが僕にとっては大きなストレスになりました。
僕は仕事よりも家族を優先したい人なんだと、子どもが生まれて初めて気付きました。
パパが生き生きしているからこそ家族は元気になる
勉強が大好き。
仕事も大好き。
でも家族と一緒にいられる時間が何よりも好き。
その時間があるからこそ、生き生きしていられることが分かってから、
妻に「出世したくないのに、そんなに仕事引き受けるのは理解できない!」と怒られてから、
ようやく吹っ切ることができるようになりました。
生き生きしている自分でいることが、家族を元気にするのなら僕が選ぶ道は一つです。
何をしていれば生き生きできる?
だからと言って、何もしないわけではありません。
自分が生き生きできることは家族が応援してくれます。
今の僕にはそれが理科の研究ではないということが確かです。
「仕事=辛いもの」ではありません。
ただ、自分が生き生きできる場を選ぶことが大切です。
ここ一、二年で色々な考え方に触れ、様々な職種の方と出会い、これまでにもっていなかった価値観を知りました。
これからは大きく方向を変えて自分なりのチャレンジをしてみます。
働き方改革法案適用開始されてほぼ一年が経ちました。
きっと世の中の多くのパパが色々と悩みながら毎日仕事をしているんだと思います。
自分はどうしたいのか。
自分はどうなりたいのか。
結局、最終的に道を選ぶのは自分自身です。
「人が言ったから…」じゃない選択をして生き生きできていれば、家族は元気になりますよ~ヽ(´▽`)/
愛されパパになるための魔法の質問
あなたを生き生きさせる要素は何ですか?
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