「イキメン」とは?
最近読んだ雑誌で「イキメン」という言葉を知りました。
「イクメン」かれこれ10年ぐらい前から出てきた言葉だが、この言葉は個人的に好きではありません。
なぜならば、育児大好きな男は「イクメン」と呼ばれるのに、育児大好きな女性は「イクジョ」と呼ばれないからです。パパはちょっとヨイショみたいな感じになって、ママは呼ばないんかいって思ったんです。
雑誌で「イキメン」というのを見て、これは何だろうと興味が湧きました。
イキメンとは、「地域で活躍する男性」という意味で、地域の「域」をとって、「イキメン」というのだそうです。
おっ、これはひょっとすると最近僕が興味をもっていることに近いじゃないか
そんな風に感じました。
地域と学校を結びつけたくなった理由
僕がそもそも地域と学校とを結び付けたいなと考えたのは、地域の大人と子どもたちが繋がっていないと感じたことが多かったからです。
例えば、子どもたちから
「今日知らない人から声をかけられた。」
と訴えがあり、内容を聞くと変な声かけではなくて自然なコミュニケーションなんです。挨拶よりもちょっと踏み込んでますが、「元気か?」とか「車に気をつけろよ」とか。
そいういう一言も、地域の知らない大人から声をかけられると子どもたちにとっては「知らない人から声をかけられた」になってしまうんです。
この話を聞いたとき、せっかくのコミュニケーションなのに、何だか寂しいなぁと思いました。
また、地域で子どもが危ないことをしてるときに、なぜか学校に「指導してくれ」という電話が入ることも希ではないことが理由でもあります。
「小学生の子が道路でJボードをやっていた」なんていう電話が結構多いんです。そりゃね、危ないのは確かなんです。ただ僕が思うのは、
「発見した人が、発見したその時に言えばいいじゃーん!」です。
地域の人が子どもと関わりがないから注意しづらいんだと思います。
そんなことが理由で、現在、地域と学校を結びつけることをしたいなぁと考えています。
どんな活動ができるのか
そんなことを考えている最中の「イキメン」という言葉の発見。
これは何か今後の活動に繋げられないだろうか。もしくは活動の幅を広げられないだろうかと考えました。
実際に「イキメン」として活動している方は、自分の子どもを橋渡しにして、地域の子どもたちに自分の得意なことで関わっているそうです。
例えば、無線ラジオマニアの方は、家族からは敬遠されるそうですが、その特技を生かして、電子工作を地域の子どもに教えている事例ありました。
僕で言うと…「地域の勉強が苦手で困っている子どもに勉強を教える」というような感じなのかな。
何かしらの形でパパが地域の子どもたちと関わろうという気持ちをもつことは、その地域の雰囲気がよくなるためには欠かせないことだろうと考えています。
今の自分にできること
来週、本校で学区の祭りについての授業を学区の区政協力委員長さんから行ってもらいます。まぁ言ってみれば地域に住むおじいさん。
その方との打ち合わせが木曜日にあったのですが、
「学区の子どもたちのために、できることがあるなら喜んで力をお貸しします。」
「子どもたちというのは、大人たちみんなで見ていくのがいい」
などといった熱いお言葉をいただきました。
なんとなく、最近思考の材料が集まってきました。
後はもうひとひねり必要な気がします。
何が必要かはイマイチ、ピンときていません。
まずは今の自分にできることは二つ。
一つは授業。総合学習と教育課程の内容を組み合わせて、授業時数に無理なく、尚且つ地域を組み込めるような流れを作ってみること。
二つ目は住んでいる地域での活動を知ること。次年度は組長になりました。このタイミングで組長が回ってくるのはきっとご縁。
地域の仕組みってこうなっているんだぞって教えてもらえる、いいタイミングです。せっかくのチャンスなので思い浮かんだことが出たらどんどん発言していきたいと考えています。
今はこの二つに特に力を入れてみよう!ヽ(´▽`)/
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