子どもって、本当にしっかりと大人のことを見ています。
〇年〇組の先生は、めちゃめちゃ恐い。
〇年〇組の先生は、この前他の先生から叱られていた。
〇年〇組の先生は、時間に厳しい。
〇年〇組の先生は、教室が汚い。
色んな先生がいます。どの先生が正解で、どの先生が間違えで…というのは無いと思っていますが、子どもたちの成長を願い、努力する人が教員をしてほしいです。
僕の頭が固いのかもしれませんが、今日は「『先生』ってなんだかなぁ」という出来事がありました。
それは他校へサッカー部引率のために乗ったバスでのこと。
子どもたちには、
バスのマナーを守ろうね。話し声が大きいと、他のお客さんに迷惑だから。
ということを指導しました。
ところがどっこい、僕らよりも先に乗っていた別の小学校の児童たちは、話す話す。
バス内が超ざわついている。
ざわ…ざわ…←
その学校の先生は指導したのかなぁ…
見てみると、その学校の先生たちもざわついている!!Σ(゚д゚lll)
ざわ…ざわ…
他のお客さんが迷惑そうにしていたから、耐えられず別の学校の児童に注意してしまいました。
騒がしいから静かにしてね。
あれ?おかしいな。
その学校の先生、自分の学校の子どもたちに何も言わないぞ。
結局、目的地間近になってから、
「おぃ、静かにしろよ。」
とは言ってましたが、僕は聞いていて納得できませんでした。
「いや、あなたができていないから!」
これはさすがに心の中でツッコミを入れました。
バスから降りた後で、自分の学校の子どもたちが、
「バスのマナーも守れないようなチームには負けたくない!!」
と張り切っていました。
サッカーは指導できなかったけれど、人間性は指導できたようだなぁって感じた瞬間でした。
正直、嬉しかったです。
子どもの瞳に映る大人の姿。
どんな大人がかっこよく映るかは分かりません。
でも、子どもたちが
「こんな大人になりたいな。この人よりももっとすごくなりたいな。」
そう思えるような姿を見せ続けるっていうのは、「先」に「生」きる者として、大切なことなんじゃないかな。
愛されパパになるための魔法の質問
子どもに、どんな姿を見せ続けますか?
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