今日、子どもからこんなことを聞かれました。
「先生って失敗したことある?」
「先生って失敗したことなさそうなんだよね。」
「私、よく失敗するからさ。」
なるほど、こんな風に見られていたのかと、今日初めて気付くことができました。完璧人間を演じているわけではないですが、3年生の子どもたちから見ると、失敗しなさそうに見えるみたいです。
「先生は失敗だらけの人生だし、みんなくらいの年の頃は運動も勉強も全然頑張ることもできない子だったよ」
その子はとても驚いていました。そして「先生って何でもできそうなのに…」
と返ってきました。
僕は結構、子どもたちに自己開示をしているつもりでしたが、正に「つもり」だったみたいです。
僕が小学生のころにできていなかったあれやこれやを話すと、とっても笑顔になっていました。
何かしら、安心材料が欲しいんでしょうね。
子どもたちの中には、子ども心に、「このままじゃだめだ!!」と考えている子は沢山いると思います。でもそんな自分を変える勇気がない。
僕はそこで無理無理変えさせることはしたくない。自分が心地よくないから。
きっとどっかでいいきっかけが待っているんだよ。
僕の場合は5年生のときにダイエット。その経験値がなかったら、きっと今の僕は、それほど努力しない大人になっていたと思います。
どんな言葉が、どんな行動が、子どもたちを変えるきっかけになっているか分かりませんが、焦ったってどうにもならないよ。
子どもたちが「成長したい!」と思っていることを表出できるように、いらいらしないで待ちましょ☆
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