教員12年目にして、ようやくまともに道徳の授業を行うようになりました。
これまでは行事準備のために時間がとれなかったり、月曜一限にあてているため、朝会のあとで慌ただしくて時間をとれなかったりと…とにかく時間がとれず、まともにやれていませんでした。
2校目から少しずつ行い始めましたが、中々上手いことできませんでした。
結局、「~のようにしていきましょうねー。」みたいな感じで終わってしまう。
道徳観なんて人それぞれなのにね。何だか変だ。
そんな風に思っていました。
魔法の質問に出会ってから、どんな問いかけをしようかと考えるようになりました。
道徳の話を読んで、質問を考える。お話と、いくつかの質問を通して、子どもたちが何かを感じ取ってくれればいいなと考え、道徳の授業をやっています。
今日のお話は努力について。最終的に問いたかったのは、
「努力をし続けるために、できることは何ですか?」
子どもたちって、こちらが言わなくたって、しっかりと感じ取っているみたいです。それは一時間の授業でもそうだけれど、それ以外のところからも。
素敵な答えがいっぱいありました。
「楽しみながら夢中になる」
「いやだなという気持ちをなくして、楽しんでやる」
「リラックスして目標を立てる」
「簡単なことから始める」
「時間を決めて取り組む」
「やるところを決めて取り組む」
などなど…小学校3年生とは思えないようなことも書かれていました。
こんなこと語ってないよ!!(笑)
言われなくたって、これだけのことを分かっている子どもたちの感性を、信じずにはいられません☆
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