もうすぐ学期末。2学期の通知表を渡すときが近づいてきました。
今年度、1学期の通知表を渡すときの待ち時間、子どもたちにはいくつか質問に答えてもらいました。
〇 通知表を見て感じたことは何ですか?
〇 2学期の通知表がどうなっていたら最高ですか?
〇 そのために何をしますか?
です。子どもたちには、2学期の自分のゴールを設定してもらい、夏休み中に朱書きして、2学期の始まりにプリントを返しました。
ちょっとしたことだけれど、少し子どもたちの通知表の見方が変わったと思います。
教師として、通知表の価値を高めたい。
通知表は子どもたちの努力に対する僕らのアクションの一つなんだから。
単調な作業ではなくて、子どものやる気を引き出す一助となる仕掛けや言葉がけを組み合わせてお届けしよう。
通知表の価値を高めるのは…
もらった子ども自身
渡す先生
でも、でも、でも、
それ以上に僕は親だと考えてます。
特に小学生の低、中学年の子どもにとって。
例えば所見。ただ単に、字面だけだと乾燥無味。
でもその文字に親の声が乗っかるだけで、聞いている子どもにじんわり伝わる。
親がね、所見を音読するの。声が乗っかるだけで受け取り方が変わるよ。
あとは成績欄。
子どもたちには、この成績で云々っていうのはよく言います。
そりゃね、一人の人間の主観が混じっている成績で人生決まるわけないんだよ。
でもさ、子どもにとってはやっぱり気になる欄なんだよね。
成績どうのこうのって分かるけれど、子どもがどう受け取るかは、子どもが決めるんだもん。
だからね、先生がいくら「この成績でなんちゃらかんちゃら」って言っても、子どもはやっぱり落ち込むし、喜ぶし。
ただ、その通知表を見ながら、ゆっくり語れるっていうのは親だけなんだよね。
どんな結果であろうとも、親がさ
「ここ、◎が付いているけど、一番がんばったのはどんなこと?」とか
「ここは△だけれど、次の学期はどうしていきたい?」とか
「ここ、全部◎ついているね~。どんな気持ち~??」とか
一緒になって喜んで、一緒になって考えて、お菓子でも食べながらお話できたら最高じゃない?
そういう時間を作ったときに、通知表がただの紙切れから豊かな時間を提供するための魔法の紙に変わるんだよね。
通知表ってものがある以上、それを否定するんじゃなくて、せっかくだから価値を高めてみませんか☆
愛されパパになるための魔法の質問
どのように通知表に価値を加えますか?
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