子どものチャレンジは気付かぬ内に行われている

先週、教育相談が行われました。

子どもの日記に、

「先生との教育相談は、何だか相談って感じがしなかった。楽しかった。」

と書かれていました。最高の褒め言葉です。だって雑談してるんだもん(笑)

 

 

教育相談の前の週に、子どもたちには質問プリントを行ってもらいます。

「相談したいことは何ですか。」という欄に

「自分の意見をいうことができない」

と書いている子がいました。

 

その子との相談時間

「どんな自分になれたら最高なの?」という問いには、

「授業中、手を挙げて発表できていたら!」と返ってきたので、もう全力応援ですよね。

 

 

だからといって、プレッシャーはかけませんよー。

「自分の気持ちや考えていることを言えるチャンスがあるときにぜひチャレンジしてみてね。」

「先生は応援しているよ!!」

それだけ。

 

 

まぁ、中々できるもんでもないです。これまで授業中、挙手できなかったのに、急に変わるだなんて魔法のようなこと、そうそう起きません。

 

でも、

でも、

でもその子、

 

今日の帰りに友達と一緒にふらっと寄ってきて、

「先生、私ね、先生のこと大好きなんだ」

って伝えてくれたんです。

 

 

今まで、休み時間中に話しにきたことなんて一度もなかったのに。

日記ではアゲアゲなテンションだけれども、面と向かってコミュニケーションをとることは苦手なのに。

 

授業中ではないけれども、その子は自分の気持ちを伝えてくれました。

 

 

明日の教室の用意をしていたので、不意な一言に「ありがとね~、うれしいよ。」

としか言えなかったけれど、数秒後、その子のチャレンジということに気付き、

その子が教室を出る前に「実行できたね!ベリーグッド!!」

を伝えることができました。

 

 

 

教師でも親でも、振るだけ振って、その後を忘れちゃうこと、その後に気付かないことってよくあると思うんだけれど、子どもたちの心の中にはその「振り」が結構残っているもんで、意外なタイミングで出される。

 

そんな子ども達の密かなチャレンジに反応できるように、アンテナバリ3で過ごすぞ!(´∀`)

 

 

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