子どもたちのつぶやきを聞くのが僕はすごく好きです。
嬉しいこと、しんどいこと、楽しみなこと、よくわからんこと…
子どものつぶやきを聞いて、子どもたちとどうやって関わろうかなって考えることがよくあります。だから、子どものつぶやきってその子と良い関係を結ぶための僕の大切なある種のツール。
今日のつぶやきで印象的だったのは、ゴミ捨ての仕事を終えた子どもの一言。
ゴミ捨ての仕事は教室のゴミ箱に溜まったゴミを、指定の場所まで持っていき、そこで空にしてくる仕事です。
今週その担当になった子は、昨年度の途中から転校してきた子。校舎の様子もよくわからないところがあるようです。
昨日、ゴミ捨ては初めてだからということで、クラスの友達に案内されてゴミ捨て場まで行きました。
今日は同じ子についてきてほしいと頼んでいたのですが、昨日行ったから大丈夫でしょと断られ一人で行くことに…
出発前にその子は、
「あ~、大丈夫かなぁ、大丈夫かなぁ…」
とボソボソつぶやきながら行きました。
教室に戻ってくると、
「ふー!!!!大仕事が終わったぞ~!!!」
と清々しい表情で喜んでいました。
たぶん周りの子からすると、突然何言ってるんだ!?という発言でしたが僕はそれを聞いて、
この子にとってはゴミ出しに行くことは、大海原への航海と同じようなもんだったんだろうなぁ
と感じました(笑)
授業中も不安そうにすることも多い子。きっと安心材料を与えてほしいんだろうな。
そんなことを今日はその子のつぶやきから考えました。明日から一段とこの子には優しくなれそうだ(笑)
子どものつぶやき、面白いですよ~♪
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