僕らは知らない内に人を傷つけることがある。
気付かれないけれど、傷つくことがある。
僕が中学一年生の頃、担任の先生が話した内容に勝手に深く傷ついたことがある。
それはトイレの話
先生は、
「どれだけ綺麗な家に住んでいても、どれだけお金持ちでも、トイレが汚い家庭は心が綺麗じゃない。」
と言った。
僕の実家はお世辞にも裕福とは言えないし、寧ろ並み以下だ。
綺麗な家に住んでるわけでもない。
おまけに家族は掃除をしないから、トイレは汚れていた。
家がそんな状態で、この話を聞いたもんだから、中学一年生ながらに中々こたえた。
落ち込んだことを誰かに言ったわけでもないし、親に腹が立ったわけでもない。
先生に腹が立ったわけでもない。
ただ単純に傷付いただけ。
言葉は不思議。
何気ない一言が、時としてナイフになる。
もちろん反対に、誰かを包み込むような羽毛布団のようにもなる。
子どもたちと関わるときに、
水のように、じんわり染み込んでいくような、
そんな言葉を使えるようになりたい。
そんな言葉が使えるように気持ちをニュートラルにしておこう✨
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