教えるときにケンカになります
保護者の方が、子どもに勉強を教えるとき、親子だからか言い合いになることが多いそうです。
「私が教えると、すぐにケンカになるんですよね。」
というような一言を聞いたことが何度もあります。
他には、
「『学校と教え方が違う!』と言われちゃうんですよね。」
というもの。
これに付け加えられているのが
「今の勉強って昔とやり方が違うから…」
の一言。
ん?本当に昔とやり方が変わっているのか??そうなのか?
いやいや、ここは必要のないプライドを捨てるのが大切。
こういうときって結局、家の方も分からないっていうことなんですよね。
分からないからこそ、分かるもの
僕は、小学生のころ先生になれるような学力はありませんでした。
字は下手
算数苦手
運動苦手
しかも超太い
できない&コンプレックスの塊でした。
上に書いた通り、勉強の中で特に算数が大嫌いでした。できなかったな~。
勉強が分からないことは当時、とっても苦痛でしたが今になってありがたいことがあります。
それは、自分が勉強が分からなかったから、分からない子の気持ちが分かることです。
例えば、宿題が分からなくて困っているのに、家の方に
「何でそんな問題も分からないの?」
なんて言われた日にゃ、勉強なんてやる気が起きないですよね。
僕は、勉強を教えるときにとても大切なことは、分からない子の気持ちに共感することだと思っています。
「わかるわ~、それ、難しいよね。」
の一言でも聞けば、子どもは少しは安心すると思うんですよね。
「今と昔では教え方が違うから」の一言よりも、
「こんな難しいことやっているんだな~、頑張ってるなー」という一言の方が、
断然勇気付けられそうじゃないかな。
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