気持ちを伝えるツールは様々

教員12年目にして初めての日記

 これまでに、日記を行っている先生を何人も見てきました。僕は中々うまいこと文章を書けないので、日記を避けていました。

 

 「書く」よりも「話す」のが得意なので、子どもとの関わりは話すことばかりでした。クラスの子にも合間を見ては話しかけ、クラスの子以外のでも通りすがりに話しかけ…。

 思ったことがあったら声に出す!ということを心がけて、子どもたちとやり取りをしていました。

 昨年一緒に学年を組ませてもらった先生二人が日記を行っていて、それに感化され遅まきながら始めてみました。

 毎日提出している子は限られています。それでも大体30人以上の日記をその日の内に見て、コメントを書いて返すっていうのは中々大変です。

 ただ、大変な分、これまでにできなかった子どもたちとの繋がりができあがりました。

 不思議ですよね。言葉じゃなくて文字にして気持ちを表すだけでなんとなく受け方が変わるんです。

 その日にあった出来事やそこから思ったこと、感じたことを子どもたちなりの文章で表してくれる。それに対して、こちらも話し言葉では出てこない表現で、文字で返す。

 読んで返事を書く時間を生み出すのは大変だけれど、日記を通してできあがる個々との繋がり。すごく心地よいです。

 今更だけれど、始めてよかった!!\(^o^)/教員の方、おすすめですよ~!!

話す、書く、歌う、触れ合う、、、どれを選ぶ?

 日記を通して、子どもたちとの繋がりを深められました。改めて考えると、誰かと繋がりを深めるためのツールはたくさんあるなと思いました。

 そのたくさんあるツールの中で、気持ちや状況や、相手に合ったものを選ぶと、きっと今までには感じられなかったことや、できなかった経験が味わえると思います。

 僕が小学5年生の頃でした。我が家は、テーマパークというところに行ったことがなくて、小学5年生ともなると、半ば「家は連れてってもらえないんだよな。」という諦めの気持ちをもっていました。

 そんな気持ちをもってはいましたが、それでも行きたいなぁっていう思いはありました。

そんな中、忘れもしない五年生のゴールデンウィーク。当時流行っていたミニ四駆の先行販売が鈴鹿サーキットで行われるという情報を雑誌で見つけました。

 子どもの日に行われるそのイベントにどうしても行きたくて、父にお願いの手紙を書きました。仕事で遅かったので、手紙を書いて寝たんです。

 まぁ直接話すのが恐かったというのもあったんですけれどね(笑)

 翌日の返事は、まさかのOKでした!

気持ちの伝え方を変えて成功した初めての体験だったと思います。

いつでも、日記や手紙を書くのがいいというわけではありません。

年齢によってはできない場合もあります。

今は息子との関わりで「歌うこと」「触れ合うこと」を行っています。ただ「話す」よりも楽しく関われます。

みなさんだったら、気持ちを伝えるために、どんなツールを選びますか?

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