父親と話すことが緊張する
僕の父は、とてもとても恐い人です。今ではだいぶ丸くなったけれど、若い頃は、すぐに怒っていました。
どこで怒り出すのかわからなかったことが多かったので、父親と話すときに緊張していたのを覚えています。
一言一言、すごく緊張するんですよね。
何言っていいのかな。
これは言っても大丈夫かなって。
そんなことを考えていると、返事をするのに時間がかかります。返事を待つ父からすると、
黙るんじゃない!
となります。
待つことがとっても嫌いな父にとって、沈黙の時間はイライラの元になっていました。
すると、それでまた父と話すことに緊張してしまうんです。
中学生の頃でも父親と話すのに緊張していたことを覚えています。
親子関係でも、教室の中でも…
父親に限らず、
相手が母親であったって、
教師であったって、
子どもが
「この人は、どんなところで怒るのかよく分からん」
「この人を怒らせたら、とんでもなく恐い」
となってしまうと、子どもって中々話せなくなります。
「怒られないようにするためには、何て言おうかな。」
ってことを考えちゃうから。
このように考えると話せないのは子どもに原因があるわけじゃないなって思うことができる。
「あの子、自分の気持ちを話せないんだよね~」
「うちの子、自分の意見を全然言わないんだよね~」
なんていうように子どものことをいうのは簡単だけれども、その原因はどこにあるのか考えてみると、もしかしたら自分にあるのかもしれないよね。
子どもがあまり考えや気持ちを話さないなって思ったときにぜひ思い出したいな。
コメントを残す