係活動の目的ってなーに??
特別活動を専門でやっているわけではありませんが、僕の考えでは「クラスのみんなを喜ばせること、幸せにすること」です。
本日、お楽しみ係の子が昼の休み時間に行うクラスレクを考えてくれました。しかし一人の男の子が
「そんなの絶対参加しなきゃいけないのー??別にいいじゃん」
と話していたそうで、軽くトラブルに…
お楽しみ係の子から休み時間終了後、訴えがありました。
「一生懸命考えたのに、こんなこと言われた!!」
もうカンカンです。そりゃみんなを喜ばせるために一生懸命考えた提案に対して「絶対参加しなかんの?別にいいじゃん」と言われたら、嫌な気持ちになりますよね。
ただ、大切なのって、この「別にいいじゃん」と言った子にとっては今日お楽しみ係が提案したレクだと喜べなかったこと。
休み時間のことなので、基本的には誰が何をしようが勝手なんです。子ども達の貴重な時間なので、自分を満たすために自由につかってほしい。
今後も同じようなトラブルがありそうだなと思ったので、クラスの子たちには「絶対参加」ということに対して、どっちでもいいんじゃない?と話しました。
係の子達にレクを行う目的を尋ねてみたら、
「クラスの子達を喜ばせるため」
と素敵な答えが返ってきたので、無理やりレクに参加することでその目的は達成できるかどうかを考えてもらいました。
最後はみんな納得して、強制参加じゃなくてもオーケーということで、この件は終わりました。
あっ、もちろん断り方のことについて、相手の気持ちを考えた言い方にした方がいいということも付け加えました☆
しつもんは手段
僕の、教師としての、親としての考え方を変えてくれた「魔法の質問」
でもそれはあくまでも手段であって、しつもんをすることが目的ではありません。
書籍でしつもんを見ると、ついつい相手に質問したくなっちゃうけれど一番の目的は「目の前の人を幸せにすること」
そのための手段として、しつもんを活用できたらいいなと思ってます。
先日、教員の方に向けて魔法の質問ライブを行いました。ライブ終了後のアンケートには「様々な場面で、どのような質問をすればよいか知りたい」ということが書かれていました。
こんな場面ではこの質問。この場面ではこの質問。みたいなもんじゃないんですよね。大切なのは、目の前の人にフォーカスすること。
そうすると、自然としつもんが湧き上がってきます。
ただ練習なしではなかなか湧き上がってくることも少ないので、日々練習もしてます。
本日、僕の先生であるマツダミヒロさんが主宰する「魔法の質問」のサイト( https://shitsumon.jp/ )が更新されました。
ここには、たくさんの良質なしつもんが掲載されています。日々答えていくことで、しつもんが湧き上がってくる感覚がつかめると思います。興味のある方はぜひ一度ご覧ください(^O^)
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