学校の先生って大変だよね
小学校の教員をしていると話すと、多くの方に言われる言葉です。
確かに、大変さはあります。
小学校の教員は、朝から放課後まで、一つのクラスの子どもたちと関わることになります。子どもたちと人間関係が築けないと、その一年、中々しんどいと思います。
毎日の事務作業でいうと、担任の裁量ですが、宿題があります。今年度は40人のクラスなので、ノート40冊の丸つけをするのは確定です。
さらに、授業の後に振り返りを記述させているので、毎授業ごとに、ノートが40冊ずつ追加されます。
体育や学活などもあるので一概には言えませんが、毎日総計160冊ぐらいのノートをチェックすることになります。
慣れてないことも、突然任されることもあります。
僕はサッカー未経験で、さらに今までの教員生活でサッカー部を顧問していなかったのですが、去年11年目にして初めてサッカー部の顧問を務めることになりました。どんな指導をすればいいのかなんて、全然分からないので、かなり困りました。
…と、まぁ挙げればキリがないと思います。でも、どんな仕事でも大変だと思ってます。
知らないと見えないことがいっぱいあるから、
だから「大変」って思われるんじゃないかな。
じゃあ家事・育児は?
家事や育児は、知らないことでしょうか。
いやいや、たぶん家事や育児を行ったことがない人でも、大体どんなことやるか見当がつきますよね。あくまでも、「大体」。
このご時世だから、家事や育児を仕事と比べる人なんて、そんなにいないと思っていました。
でもインスタには、
旦那さんからの理解が得られない
と嘆く、ママさんの投稿がたくさんあるそうです。妻が言っていました。驚きです。
大体知っているからなのか、家事や育児と仕事を比較して、
家事・育児<仕事
と思っているかもしれません。「かもしれない」だけで原因はわかりません。
ただ、事実として嘆いているママさんがいっぱいいることは確かです。
一回、やってみればいい
家事や育児は、どんなことをやるか見当がつく。
だからといって大変じゃないなんてことはない。
両方同時にこなすことの大変さは、仕事と変わらないんじゃないかと思っています。
「あー、今日も仕事で疲れた~」
と言って、家事・育児に勤しむ奥さんへの感謝の気持ちを忘れているパパは、一回、全部一人でやってみればいい。
全部やってみれば、「家事や育児を知っているつもりだった」ということに気付けます。
どんなタイミングで、どのように慌ただしくなるのか。
家にいるからといって、安らぐ時間はあるのか。
そんなことが見えてきます。
今まで知らなかったことが見えてくると、
共感できる。
感謝できる。
そんなことができるようになると、家庭内が、少しほっこりするんじゃないかな。
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