久しぶりに脳科学の本を読みました。面白いなぁと感じるのは、心理学やコーチングやビジネス書などに書いてある内容が、脳のはたらきとバッチリ一致すること。
全ての啓発本は脳科学が元になっているんじゃないかってくらい、「あー、これは脳がこうやってはたらくからんだな」って、脳科学の本を読んでいると感じます。
昨日読んだ中で、印象的だったのが、想像力のメカニズムに記憶を司る海馬が関係しているということです。
未来を活き活きと想像するとき、海馬が活動している。
逆に、海馬に障害がある患者さんは、未来を鮮明に思い描くことはできない。
海馬というと、気になるのが老化。認知症で障害を受けているのは海馬です。
だから、未来を鮮明に思い描くことができなくなってくるのは、もしかしたら海馬のはたらきが衰えてきているのかもしれません。
逆に、鮮明な夢を持っている人は、すごく若々しくて生き生きしている気がします。
ただ、夢をもつっていうのは難しいことでもあるなと、ここまで生きてきて感じます。というのは、子どもたちもそうだし、自分の友達でも「夢がない」、「将来やりたいことがない」と聞いてきたから。
「将来の夢」というと、すごく難しく考えすぎちゃうと思うんだけれど、
「なんでもできるとしたら、どんな仕事してみたい?」とか
「この仕事とこの仕事を合わせたら、どんな仕事になりそう?」とか
「全てがうまくいく人生だとして、10年後どんなことできていたら最高?」とか
楽しみながら親子ともに考えられると、家族みんな元気で生き生きした雰囲気がつくれるんじゃないかな。
「夢なんてないんだ」って子どもが言っていたら、一緒に取り組んでみると楽しくなるかもしれません。
コメントを残す