大学生の頃、身の回りにあるものの仕組みをパワーポイントを使いながら説明する授業があったのですが、どんな言葉や図を使って説明すればいいか考えるのに長時間かかっていました。自分のプレゼン能力の無さに愕然としたのを覚えています。
でもプレゼン力なんて、中学校、高校で身に付けられるような授業を受けたかというと、全く記憶にありません。小学生の頃は調べたことを発表する時間が少しあった気がしますが、これまた記憶にありません。
プレゼン力って、社会人になってからとても大切な力なのに、身に付ける機会ができるのが大学生になってからっていうのは非常に遅いなと感じます。
人前で堂々と話す力というのは、もちろん身に付けてほしいですが、プレゼン力も子どもにはしっかり養ってほしいです。
そこで、我が家で考えていることは、「欲しい物はプレゼンする」というルールの導入です。まだまだ先の長い話ですが、結構わくわくしています。
文具や、娯楽品など子どもが「欲しいな、でも高いな」と思うものをプレゼンして、こちらが納得すれば購入!という形にします。
欲しいものだけじゃなくても、プレゼンする機会はあります。
昨年度、六年生に「友達と同じ塾に入りたいのに、友達と同じ塾に入れてと言っても、入れさせてもらえません。」と相談されました。
そこで僕は、「友達と同じ塾に入れてじゃ無理でしょ。その塾のいいところを言わないと。」と答えました。その子は、納得して「やってみます。」と返してくれました。
どんなことを話したかは知りませんが、うまいこといったそうです。
人前で説明するだけではなくて、営業にも活用できるプレゼン力。小学校の国語で説明の単元がありますが、それ以外のところでも鍛える機会を与えたいなと思います。
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