子どもに気持ちが伝わるための近道

昨日は学級開きでした!本年度は3年生。昨年度は6年生だったので、小さくて可愛らしいなと思いました。きっと恐がられるだろうなと思っていたので、物腰柔らかく、ほんわかした雰囲気を出しました。

クラスの子達に、「どう思った?」って聞いたら「すごく恐いそうだと思った」という子もいたので、ほんわかした雰囲気を出したのは正解でした!「話してみたら優しい先生だと思った!」と言ってくれたのでよかったです。

 

 

今日の学級開きで一番意識したのは、関係づくり。もちろん「こうしていきたい!」という気持ちを話すのも大切ですが、全然関わったことのない子達なので、人間関係を少しでも築くことを考えました。

もちろん、今日だけではないのですが、この一週間で全力を尽くすのはそこです。

 

とういのも、良い人間関係を築くことが子どもに気持ちを伝えるための近道だと思っているからです。

 

今まで関わったことのない人が、めちゃくちゃすごい経歴をもっていても、すごい人であったとしても、その人に対して興味・関心がなかったり、その人のことを「いい人だなぁ」と思ってなかったりしたら……

どれだけ、その人が立派なこと言っても、聞こうという気持ちが起きないですよね。

出会いの週であるこの一週間で、「なんだこの先生。マジ勘弁してくれよ。」なんてことになったら、この一年、どれだけいいこと言っても、その子には気持ちが伝わりません。

 

逆に、「この人いいなぁ」って思ってもらったら。いい人間関係が築くことができたら。こちらの思いは、ちゃんと伝わります。こちらの本気の思いが歪まずに伝わります。

 

だからこそ、よい人間関係を築くことに全力を注ぐんです。

 

 

このことは、脳科学的にも間違ってません。

人の脳って情報が入力されるときに、まずは「好き」「嫌い」のレッテル貼りから始まります。だから情報の発信源が「嫌い」になると、全部「嫌い」のレッテルが貼られてしまい、脳のはたらきが悪くなるです。嫌いな先生の授業がよく分からないことになるのはこのためです。

 

さらに、思いや感情の共有も脳のはたらきが関係してきます。人間の脳は「仲間になりたい」という本能をもっているので、相手に合わせようという方向にはたらくのですが、このはたらきは、「好き」が強まれば強まるほど、強くはたらきます。

 

 

当たり前と言ったら当たり前のことかもしれません。自分の気持ちが本当に伝わるのは、子どもとの関係性ができてから。その第一歩が本日でした。今日は……少し心の距離が縮められたかなと思います。

今日は入学式だから、水、木、金の三日間。子ども達とより良い関係を築くためにできることは何かを考え実践していきますヽ(´▽`)/

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