先週、理科関係の業者が何社か来校しました。新しい教材の紹介のためです。その中にプログラミング教育のための教材がありました。2020年度から、プログラミング教育が開始されるんです。
僕が子どもの頃には「プログラミング」なんて言葉も聞いたことがなかったのに、今の子は学齢期に達する前にプログラミングを教えてくれる塾に通っている子もいますもんね。
昨年度から英語教育も小学校で時間数が増えて、今の子って色々なジャンルを学ぶなぁと思っていますが、自分の子のことを考えると何を学ばせるといいのかなとも考えてしまいます。
小学校現場では、読み、書き、計算の力は相変わらず重視されています。いや、重視している方が多いように思います。まぁ、大切な力ですもんね。そして読み、書き、計算ができる子って他のことも無難にこなす子が多いと感じます。
英語やプログラミングはこれからの社会で重要だと思うけれど、読み、書き、計算もできないと…絶対困るだろうなとも思ってしまう。
「いつから、どのようなことを」と考えると、僕は悩んでしまいます。みなさんはどうですか。
考え出すと悩みことばかりですが、とにかく今大切にしたいなと思うことは、子どもが興味をもったときに子どもと共に学ぶということです。
最近、長男が文字に興味をもち始めました。それまでは全く興味がなかったのですが、文字を見ては
「これは何ですか?」←やたら丁寧なんです(笑)
この一言の連発。同じものを指して聞いてくることもあります。相当知りたいんだと思います。今の我が子の旬の中に文字が入っています。
だから、平仮名を書いて読み方を教えたら覚えようと頑張っていました。
同じことを、2、3ヶ月前にもやってみたのですが、そのときは全然興味をもちませんでした。
子どもが興味・関心をもったときの力って本当にすごいです。よくまぁ飽きずに聞いてくるなと思う程です。ただ、ここに根負けしちゃだめなんだと思っています。「知りたい!」という子どもの本能を根気よくサポートしていくことが今の僕にできること。
子どもにとってはきっと遊びだけれど、それがしっかり学びになっているので、何を学ばせるかではなく、何に興味をもったかを見つけてひたすら共に遊ぶことを心がけたいな。
コメントを残す