子どもの自殺のニュースが流れると、とても心が痛みます。
親になってから、視点が増えたため、一層胸が締め付けられます。
今朝の新聞に、高校球児の自殺のニュースが載っていました。いじめが原因ということでした。保護者は息子がいじめられていると思っていなかったそうです。
保護者のコメントは「子どもは青年に近付くに連れて、親に相談しにくくなる。もっと先生には寄り添ってみてほしかった。」
というものでした。僕はこのコメントを読んだとき、親として違和感を感じずにはいられませんでした。
そんなのを先生の責任にされたら堪らないというような感じではありません。親としてです。
親として、毎日我が子を見て、我が子と会話して、
そんな中で我が子がいじめに苦しんでいたことを気付けなかった。悔しい。
そこが一番のじゃないのかなって思ったんです。
もちろん、保護者の方のコメントは最もだとも思ってます。
僕自身、中1の頃に、仲の良かった友達と秋頃からうまくいかなくなって、その周りの友達から避けられていたことがありました。結構辛かったのを覚えています。でも親には相談できませんでした。
きっとこういう経験をしている思春期の子は沢山いると思う。だからこそ、関わる教師が寄り添ってみるのは大切。
普段と様子が違うな
何か元気ないな
そんな些細な変化を見逃さずえるのは教師として大切な役割。
ただ、、、やっぱり一番近くにいるのは親だから。
親もその大切な役割を担う大人の一人。
むしろ、我が子のことなら、一番最初に気付ける存在になりたい。
僕が中1の頃は、母が気付いてくれました。
母がその友達の話題を出したときの僕の反応が最近おかしかったから何かあったと思ったと、当時話してくれました。
気付いてもらえたから、僕も仲がうまくいってないことを話せました。
もしかしたら記事の書き方が偏っていて、他のコメントが載せられていないのかもしれません。
ただ、「誰かが」ではなく(もちろんいじめに加担している者は全員悪いけれど)、関わっていた大人みんなに責任があったんだと思いたい。
子どもは親が育てるのは当たり前。でも、親だけではなく、親戚、教師、地域…多くの目で見ていけたら、悲しい事件が少しでも減るんじゃないかなって思いました。
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