夏の発問力研修で行った未来質問というものを、卒業間近に控えた本日、実践しました。
今日は未来質問と、その質問に対する子ども達の反応についてのお話です。
始めに、この未来質問。担任をお持ちの方にはぜひ行っていただきたいものです。
質問は「理想の12年後は、どのようになっていますか」
今から12年間、全てのことがうまくいって理想の12年後を手に入れてる姿を想像して細かい設定まで記述させます。
どの子も真剣に書いていました✨普段勉強を嫌がっている子でも、夢中でした。
その後、二人組になってそれを紹介するのですが、ここからがこの活動の楽しいところ😃
「だと思う」や「こうなってほしい」という表現ではなく、「今は○○だよ」と現在形で話します。
12年後に久しぶりに出会ったという設定で「久しぶり~!今何をやってるの?」という質問で会話を始めます。
質問する子は、掘り下げる質問をどんどん掛けます。「どこにすんでいるの?」、「家族は?」などなど…
質問されたらすぐに答えます。
この方法で発表させたら、どの子も、とても喜んでいました。
活動後、振り返りとして、「活動を行って感じたことは何ですか?」と聞くと、
多くの児童がたくさん記述していました。
「夢に向かって頑張ろうという気持ちが出てきた」
「質問って楽しい」
「実現させるためにどんなことをやればいいか考えるようになった」
「自分はこんなにやりたいことがあったなんて驚いた」
などなど、前向きな感想ばかりでした!
活動中も、振り返りでも、生き生きとした子どもの表情が見られるのは教師として本当に幸せになってくる。授業後も12年後の姿や感じたことの記述内容に朱書きを入れながら、内容を読んで職員室で一人、ニヤニヤする(笑)
どの子も前向きな気持ちで卒業をしてほしいなと思っていたので、このタイミングで行って本当によかったです。
興味をもった先生方、ぜひクラスで行ってみてください☆
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