最近、生活指導で利用している質問があります。
「振り返ってみてどんな気持ち?」
感情に焦点を当てるだけで、子どもは自分の行動を落ち着いて見つめ直します。僕の子どもはまだ2歳なので、中々うまいこと答えられませんが、それでも質問することだけはしています。考えることが大切なんです。
「振り返り」はどんな活動でもとても大切。それは大人でも子どもでも。
生活指導の場合は論理的に考えさせても言葉に詰まることが多いです。
「何故やったんだ?」って聞いてもね。子どもは困っちゃう。
理由がないときだって往々にしてあるんです。だから気持ちに焦点を当てる。
すると、自ずと反省の言葉が出てきます。こちらが厳しく言わなくたって、ちゃんと考えて発言できます。
もう一つ考えさせたい気持ちは相手の気持ち。
「今、○○君はどんな気持ちだと思う?」
「今、先生はどんな気持ちだと思う?」
「今こういう気持ちなんだ!」と言って伝えなくても、真剣に考えてくれます。自分で出した答えだから、ちゃんと納得します。こちらもそのあとの指導がしやすいです。
少し時間はかかります。でも、考える時間の提供と思えば無駄ではありません。生活指導になると、ついつい大人が答えを捲し立てて言ってしまいがちですが、こういう時こそ、時間をとって考える機会を与えるのが大切だと思います✨
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