子どもの瞳にどう映るか

毎朝、二人ずつスピーチをしています。テーマは子どもたちに考えさせて、くじ引きにしています。先日のスピーチのテーマは「渡邉先生のいいところと、直してほしいところ」でした。

どんなこと言われるのかなぁと気にしていました。特に「直してほしいところ」はすごく知りたかった。でも意外にも、直してほしいところは無いとのことでした。

他の一人の児童もテーマが紹介された時に考えていました。そして

「渡邉先生の悪いところか~……んー、思い浮かばないな」と一言。

子どもって、思っている以上に大人のことを見ています。服装、髪型はもちろんのこと、口癖や仕草までしっかり見てます。すごく見てるし、すごく気にしてる。だから子どもから見て「ここ直してよ!」っていうことが挙げられなかったのは嬉しかったです。

僕は子どもの頃、大人の言動に対して「大人だけずるいな」っていうようなことをよく考えていました。だから、子どもの瞳に映る自分の姿はそんな風にしたくなかった。もちろん、二人の息子の瞳にも。

息子が大きくなるに連れて、きっと色んなことを言っていくことになる。生活のことでも勉強のことでも、人間関係のことでも。

そこで子どもに伝える前に、まずは自分自身を振り返れるようにしよう。そうすれば、「この人は求めるばかりじゃない」ということが子どもに伝わります。

指導や教育ってとっても難しいことだと思うけど、自信もって子どもに伝えられるようにまずは自分自身をしっかりと磨いていきたい。そんな姿が子どもの瞳にばっちり焼き付いていくから。

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