笑顔であることの効果
以下の単語をぜひ、笑顔で見てほしいです。作った笑顔でも構いません。そしてそれらが「楽しい」と「悲しい」のどちらの感情に属するか分類してみてください。
おいしい 死 親切 ほめる 負ける 笑う 失敗 暗闇 遊園地
これ、以前紹介した池谷裕二さんの「脳には妙なクセがある」という本に載ってました。笑顔だと、楽しい単語を「楽しい単語だ」と判断するまでの時間が、悲しい単語を「悲しい単語だ」と判断する時間よりも短くなることが分かったと書かれていました。
笑顔は、良い事象にフォーカスできる効果があるんですね。
2学期の、自分の働きぶりを振り返ってみると・・・
2学期に入ってから、今までの教員生活ではなかった出来事が起きてます。それは何かというと、大きな声で怒鳴ってないこと。
心の中で勝手に怒鳴らずの誓いを立てました(笑)意識しているためなのかそれとも、様々な物事に対する考え方を変えたためなのかは分かりませんが、きちんと実行できてます。
児童の言動に対して、常に気持ちは穏やかに。こちらの価値観で物事を見るのではなく、事実に対して子どもの価値観でどのように見えるのかを問いかける。
このことを考えながら生活していると、怒りの感情を選択する必要性が無いなと感じてます。だから2学期に入ってから子どもの前で大概笑顔でいられます。まだ3週間程ですが、笑顔でいることの効果を凄く感じています。違いは大きく二つ。
一つ目は疲れないこと。笑顔でいる方が大きな声を上げて叱ってばかりのときよりも、断然疲れない。業後の頭の回転が違うと実感できます。
そして二つ目。これが今日のブログの中で一番言いたかったこと。
それは、「笑顔でいると児童の良い姿が集まってくる、印象に残っている」こと。
これも11年の教員生活で初めてなのですが、9月のこの時点で、7人の所見を書く事ができました。別に遅くまで残って残業しているわけじゃないです。むしろ、帰宅時間は6時~7時なので、今までと比べるとだいぶ早くなってます。
でも、日々笑顔でいることができているためか、業後にふと、「あっ、今日の〇〇さん、こんな場面で凄く輝いていたな」と浮かんできます。それを忘れる前に打ち込んでいるんです。
笑顔はできることに目を向けるための一つの方法
冒頭の部分にも書きました。笑顔は良い事象にフォーカスできる。
きっと今の僕は、子ども達の良い事象にフォーカスしてるんだと思います。悪いところを見ていないわけではありません。できてないときにはちゃんと問いかけて指導します。ただできていることを見つめるっていう一つの方法として、日々笑顔でいることは大切なんだなと感じてます。
以前のブログで、「できることに目を向けよう」と書きました。
https://hokkorimeshikoubouoshiro.com/2018/09/02/ひたすら信じて待つ
できることに目を向けるための一つの方法として、「怒鳴らずの誓い」立ててみませんか?(笑)
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