子どもに「何で勉強するの?」って聞かれたら、どのように答えますか

小、中学生のお子さんがいる方、教員の方は一度は子どもに聞かれたことがあるんじゃないでしょうか。「何で勉強するの?」って。

学校の勉強ができないと一番最初に困るのは高校入試なのかな。ほぼ5教科の試験の出来で決まっちゃうから、結構ここにスポットが当てられる気がします。今までの保護者の方も「家の子、勉強しないんですよ」って嘆く方が結構多かったです。宿題は、ちゃんとしてるんですよ。自主的な勉強をもっとやってほしいという願い。僕は小学生だし、宿題をちゃんとやっているからいいんじゃないかなって思ってるんですけど、保護者が気にされるのは中学から高校に向けてのところ。そこを気にしているから「先生はそれでやれたからいいんだって~、家の子、できないんだもん」っていう答えになってしまう。

僕、小学生の頃、学校の勉強ちんぷんかんぷんでした(笑)でも嫌いじゃなかったです。新しいことを取り入れていくのは楽しかった。そうなんです。僕は自分が勉強する理由がただ「楽しいから」なんです。だからクラスの子には、「先生が勉強する理由は楽しいからだよ」って言います。子どもドン引き(笑)子ども達に向けては「勉強は脳の筋トレ」と言ってます。内容自体は大人になってから大概使わないとも言います。だから、「勉強の内容はできなくてもいいから、頭を使う練習しようね。」って言っちゃいます。先生としてどうよって感じだけど、大人になったら本当に大概使わないんだもん、嘘言えない。

利用するか、利用しないかっていう基準では勉強する理由として子ども達を納得させることができません。でも勉強はした方がいいと思ってます。体と一緒。使わないと使えなくなっちゃう。

キラリと光るものを子ども達から見つけ出して、伝えたい。

得意不得意、興味関心なんて人それぞれ。100人いたら100通り。だから勉強やっていく中で、「この子はこれが好きそうだな」とか「これが得意だな」を見つけ出すことが大切。結構これって自分自身じゃできないことだと思ってます。特に子どもは自分の良さに気付いてないことが多い。

僕は勉強の中でも理科が好きです。理由は小学4年生の時に、テストで直列回路と並列回路の違いを上手いこと説明したら、担任の先生が「この説明、めちゃくちゃ丁寧に書かれているよ」と言ってくれたから。とても単純なことだと思うけど、記述や活動に対しての価値付けが「好き」や「自信」を生み出してくれます。こういうことを見逃さずに言える教師、親でありたいな。

 

皆さんは子どもの「何で勉強するの」に対してどのように答えますか。

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